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青い実が染まる頃

公開日:2020.5.12

こんにちは、づみたんです。

 

5月中旬、みなさまいかがお過ごしですか?

早い地域では梅雨が始まっていたり、生活の端々で夏の気配を感じたりと、日々季節の移ろいを感じますね。

私はあいかわらず、在宅勤務と外出自粛を全うする毎日を送っています。

 

そんな本日は「植物」のお話でも。

 

自宅で過ごす時間が多い今、わが家の植物たちは着実に増えています。

まずは、お馴染み多肉植物のハオルチア(春秋型)たち。

ハオルチア(春秋型)

花の見頃を終え、まもなく休眠期を迎えますが、変わらず元気です。

品種は手前左から「羽衣」、右が「フェアリー」、奥は「オラソニー」です。

鶴仙園さんの「秋の多肉植物とサボテンフェア2019」から連れ帰って半年とちょっと。

今年の猛暑を上手に越せますように。

ブルビネ メセンブリアンテモイデス

渋谷園芸さんからきた元気いっぱいのブルビネ メセンブリアンテモイデス。ツルボラン科の多肉植物です。

和名が「玉翡翠」というだけあって、アロエやハオルチアにも近い透明感が綺麗です。

冬型の多肉植物なので、これからの夏の間は枯れて塊根のみになり、断水での管理になります。

現在はどんどん花芽を増やし、伸び続けています。

ブルビネは希少種なので、まだ花が咲くのを見たことがありません。一体どんな花が咲くのでしょうか? とっても楽しみです!

さて、新しい仲間もご紹介します。

ソフォラ プロストラータ リトルベイビー

原産地はニュージーランドで、マメ科ソフォラ属の常緑小高木。

幾何学的にジグザグに伸びた枝と非常に小さな葉が特徴ということもあって、別名「メルヘンの木」とも呼ばれます。

見た目の華奢で繊細な印象とは裏腹に、とても丈夫で育てやすい観葉植物です。
上手く育つことができれば、夏に黄色い小さな花を咲かせてくれるそう。

写真では伝わりきらないのが残念ですが、新緑の時期なので小さな葉一つひとつのコントラストがとても綺麗なんですよね。

おそらく植物の生存戦略であろう、この規則性のある細い枝の曲がり具合と相まって、まるで盆栽のようなたたずまいと奥深さがあります。

なんとも不思議な魅力を持っている木です。

ビバーナム ティヌス

最後はビバーナム。和名はみなさまご存じ、トキワガマズミです。

スイカズラ科ガマズミ属の常緑性低木で、耐暑性や耐寒性に優れ、病害虫にも強い品種です。

こちらは某オザキフラワーパークさんからやってきました。

放任しても樹形が乱れず、ちょっと気になる枝を剪定する程度のローメンテナンスでもまとまりよく生長してくれるそう。

春先に密集して咲く房状の白い花、ピンク色のビーズにも似たかわいらしい蕾、秋の植栽を彩る宝石のような青い実も魅力で、一年中楽しみの多い樹木です。

今はちょうど花の咲き終わり。

この実が青く染まる頃には、今よりも少し状況が落ち着いていることを願いたいですね。

そのためにできることを、粛々と続けていきたいと思います。

 

 

ちなみに1年前の5月にも、多肉植物に関するカルチべブログを書いていました。

 

ちいさな住人たち

 

 

(ということで「コチレドン」はバッチリ増えて、いつでも株をお分けできますよ、だま編集長!)

 

それでは、また次回お会いしましょう!

編集部のづみたんでした。

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