農耕と園藝 online カルチべ

生産から流通まで、
農家によりそうWEBサイト

お役立ちリンク集~カルチペディア~
カルチべブログ

楕円形のステキなベリー

公開日:2020.7.21

ご無沙汰しております。ガースです。
日本ラグビー界では、昨年のW杯に大活躍した世界の名選手が
続々と日本のチームに入ってきているという大ニュースが飛び交っているというのに試合は再開されないので、最近は近所をうろうろしたり、SNS上で友人の近況など見たりしています。

さて、そのSNSで、「ハスカップのジャムを初めて食べた」と投稿が。
字面から「マスカット? そりゃブドウじゃないか」と思ったのですが、
すっぱいと書いてあったので再読すると「ハスカップ」と。
いやあねえ。ローガン先生たら。・・・・・・でもハスカップってなに?

調べてみると北海道名産のベリー系の果物で、今が旬とのこと。
しかも形状は楕円形。これは楕円形の球技好きとして見逃せません(笑)
これは是非ともカルチベブログに載せないと、とスーパーに走ろうと思ったのですが、非常に痛みが早く流通に適さないので、生が道外に出回ることはほぼないそうなのでじゃあせめて加工品! ということで、アンテナショップへGO!

有楽町の交通会館にある北海道アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」。交通会館には自治体のアンテナショップがいくつかあります。今年の夏はここで旅行気分を楽しもうっと。

私のこよなく愛する羊肉(ジンギスカン)がおいでおいでをするなか、
ブリンカーをつけた競走馬のごとく、「ハスカップ」の文字を探します。
と、あったあった。ジャムにジュースに、なんとワインまで♪
さすがベリー系、ジャムは数種ありました。
うーん、でも友人と同じじゃつまらないしな。なんか別のにしよう、と
みつけたのが「ハスカップジュエリー」なるステキそうなお菓子。
サイズも4個とちょうどいいのでこれにしました。

お上品なパッケージ。「北のちいさなケーキ」ですって。
イラストも清楚なかわいらしさ。期待がふくらみます。
中身が見えるように半分に切ってみました。見た目はブルーベリー系。ふんわりしたクッキーみたいなものにサンドされていて、回りはチョコレートでコーティングされているようです。

いざ、実食!
ほ、ほほほ。なんと上品。外側のクッキーとチョコレートがほろほろと口のなかで溶けていきます。
と、その少し後に爽やかな酸味のハスカップ。すうっと抜けるような刺激のない酸味です。
甘味と酸味の奏でる至福のデュオ。
確かにジュエリーの名を冠するにふさわしいお味でございます。

おいしいコーヒーと合わせればそこはもう北海道の草原・・・・・・。
心にそよ風が吹き抜けるような逸品でした。

これまでは北海道のおみやげといえば、ジャガイモのとか、恋人とか、チョコレートが鉄板でしたが、
今度からはこの北のジュエリーを殿堂入りとします。
とはいえ、まずは生のハスカップを食べてみたいですね。

おまけ。帰り道に自宅そばの物産店でたまたま見かけた「ハスカップカレー」。 なかなかの意欲作ね。今週末にトライしてみます。

この記事をシェア