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サンセベリアとアイビー、シャコバサボテン

公開日:2020.11.4

こんにちは。さかもんです。
テレワークが続き、まだまだ引きこもりを続けています。出社は週に一度、日頃の外出は食材や日用品の買い出しや散歩程度で、そろそろ緑の潤いが恋しくなってきました。

相変わらず、今の住居には鉢植えひとつなく、潤いといえばたまに豆苗を切り戻して水耕栽培したり、猫のためにエノコログサをつんできたりという程度。日頃の散歩コースに、コスモスや千日紅が目に鮮やかなお庭を見つけ、玄関先に白い花を鈴なりに咲かせたエンジェルトランペットがあるお宅が羨ましくなり、キンモクセイの香り高い保育園の園庭をのぞきこむなどしていると、土いじりをしたい欲がちくちく刺激されてはいるのです。

ただ、実家からいつどの鉢植えがいくつやってくるのかと、身構えているうちにもう11月。父の決断を待つより先に、鉢植えを指名する方が早いかな、と思うようになってきました。
例えば、サンセベリアなんてちょうどよさそうかなとか。サンセベリアも株分けで増やしてしまい、テレビ台の後ろやリビングの鉢置き場、タンスの上、などに3、4鉢はあったはず。ひと鉢なら、喜んで譲ってもらえるかもしれません。

実家のサンセベリアその1。品種は不明。父はもっと背の高いすらりとしたフォルムを思い描いていたらしく、購入からしばらくは「伸びない、おかしい」と首を傾げていました。品種選びを間違えたようで。

サンセベリアは、以前は空気清浄効果が高いとして、人気を集めていたことがあったかと記憶しています。ちょうど私は農学部の学生で、同期には観葉植物による室内環境浄化をテーマに選ぶものが何名かおりました。サンセベリアもアイビー、シャコバサボテン、ほか多数の多肉植物と一緒に研究室に置かれていたのでした。

で、私が同期から聞き込んだ話を、実家でたっぷり吹聴したところ、さっそく父が購入してきたのがサンセベリアとアイビーだったというわけです。

サンセベリアは、多湿と寒さを嫌うので、常に室内の明るい窓辺において、乾かし気味に育てています。たまにわき目がニョキニョキ出てくることがあって、つい株分けをすると簡単に定着。ひと鉢追加と相成ります。

一方のアイビーは、順調に大きくなったと思えば、すぐに葉を落として丸裸になるので苦戦しがちです。これまでどうにか生きながらえてきましたが、今、この原稿を書いている時点でも、父いわく「ちょっと乾かし気味すぎた」ためケアの真っ最中。アイビーも増えやすい鉢植えなのですが、同じくらい枯らしやすい。ある意味とても助かっていますけれども。

シャコバサボテンも、同期が卒論に選んでいた植物です。実家には、かつて二十数年もののシャコバサボテンがありましたが、枯らしてしまいました。2代目も儚く、今あるのは3代目。現在は着々と蕾が育っています。

実家のベランダでは、今、花をつけているのはゼラニウムくらいとのこと。

今月末頃からは、シャコバサボテンが見頃になるかもしれないそうです。

それまでにまた実家に顔を出しつつ、サンセベリアをお持ち帰りしてしまおうかと思います。

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