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ちょうどいいお山で気分転換

だま
公開日:2020.10.29

こんにちは。テレワークで引きこもりがちなので、犬をお迎えして散歩を義務化しようと考えている、だまです。

コロナ禍で春からずっと家にいます。緊急事態宣言が解除されてから、数回は取材にでかけましたが、それ以外、会社には月に4〜5日出社する程度で、ほとんどお出かけはしていません。外の空気を吸うのは、朝のゴミ捨ての時くらいでしょうか。買い物も生協です。自転車にも乗っていません。お気に入りの折りたたみ自転車は、組み立て方を忘れてしまいました。乗るときは、Youtubeで確認しなければなりません。最近は庭にさえ出ないので、雑草がはびこっていて、これは引きこもりというか、ただのダメ人間じゃないか、と私のゴーストが囁いています。

仕方がないので、お山へ行くことにしました。

家から2時間ほどで行ける「ちょうどいい」山、大野山。JR谷峨駅から登り始めることができます。標高は720Mくらい。なまった体にこれまた「ちょうどいい」高さ。道も整備され、たいへん歩きやすい山でした。

久々の山行は、スローペースが好ましい。降りそうで降らない雨。普段の行いがいい証拠(同行者の)。
海が見えます。下界はまあまあいい天気のよう。暑くもなく、寒くもない「ちょうどいい」気温。
ススキのトンネルが美しいです。ススキをなでながら歩いていると、時々、女郎蜘蛛の巣がべったり手についたりします。秋ですね……。
メルヘンなきのこたち。奥のほうに、妖精がいます(心がきれいな人だけ見えます。私ですか? お察しのとおり見えません)。
ダメ人間でも登頂できる「ちょうどいい」高さの山。

2時間かけてゆっくり登頂。山頂では水分補給だけで、いそいそと下山します。お昼は……山の途中にあるお蕎麦屋さんに行く予定。14時30分までに着かなければ、お昼を食べ損ねます。いそげ!

お昼の営業に間に合いました。本日のおすすめ、猪蕎麦。つけ汁にイノシシが入っています。小鉢はシカの生姜煮。

お隣の丹沢は鳥獣害がひどく、山はかなり荒れています。樹の皮はシカの食害でハゲハゲ、シカが連れてくるヒルもたくさんいます。

コロナの影響か、なんだかとっても空いていた店内。ご夫婦で営むお蕎麦屋ふか沢さん。話好きなご主人いわく「このあたりも、獣害が増えているよ」とのこと。ご自身は狩猟には行かないけれど、解体は手伝っているとか。山のことをいろいろ教えてもらっていると、「これ食べてみて。イノシシを焼いただけ。臭みはないよ」と一品サービスしてくださいました。

塩のみの味付け。味も量も「ちょうどいい」。さっぱりしていて、おいしゅうございました。

最近は山登りをすれば、必ずと言っていいほど鳥獣害を思い出させる場面に出くわします。犬を連れて山に向かう猟師さんを見かけたり、今回の山では何ヵ所も獣の足跡やふんを見ました。そして最近では、町でサルやイノシシを目撃した、というニュースを目にすることも増えてきました。農作物を荒らす野生動物は、山で暮らす人や農家さんだけでなく、町で暮らす人たちにとっても身近なもの?になりつつあるようです。やっぱり鳥獣害対策は、カルチべ「おこまり鳥獣害 どうする利活用」で猟師の黒田さんが語っているように、みんなで考えなければならないテーマなのかもしれません。

おいしいお昼をいただいて、帰宅……の前に松田駅でちょっと造り酒屋の中澤酒造さんに寄り道。

中澤酒造さんは、御殿場線の車窓から蔵がちらりと見えます。松美酉(まつみどり)はお酒の名前。

中澤酒造さんでは、東京オリンピックに向けて、2018年から「純米吟醸S.tokyo2020」の開発に取り組みはじめました。その「純米吟醸S.tokyo2020」で使われている酵母は、1909年、中沢亮治農学博士によって発見された清酒酵母を使用しているそうです。対応してくださったおかみさんいわく「古い酵母を使っているからか、まろやかなお酒に仕上がっているんですよ」とのこと。眠っていた酵母を使うため、東京農業大学醸造微生物学研究室が技術協力しているそうです。

とても飲みやすくおいしいお酒です。当然私は「純米吟醸S.tokyo2020」ともう一本別の松美酉を購入。「ちょうどいい」とはいえない重さの瓶を2本かついで家路についたのでした。

いやあ、とてもいい山行でした。ちょうどいいお出かけはとっても幸せ☆

久しぶりのお出かけを楽しみ、翌日は筋肉痛に苦しんだ私ですが、山へ行き体を動かす気持ちよさを思い出し、あんまりひきこもり過ぎないように気をつけないと、と思いました。やっぱり犬をお迎えして、毎日海辺を散歩しよう、うん、そうしよう!

みなさんもコロナに気をつけつつ、健康のために運動してくださいね!
ではまたお会いする日まで、ごきげんよう!

 

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