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ツワブキは静かに復活していた

公開日:2020.12.24

こんにちは。今日はクリスマス・イブですが、特に何もなく平穏な日常を過ごしているだまです。普段どおり、普通に過ごせるのって幸せです。

年末の大掃除やお正月の準備はこれからですが、冷え込んできたので、とりあえずプルメリアとハイビスカスの鉢を家の中に入れました。

COVID-19で世界は大きく変わりました。私もテレワークで自宅にいる時間が増え、荒々しい園芸も少しは荒々しくなくなると思っていましたが、それとこれとは関係ないようで、枝切り放題、乾燥させ放題、ついでに草生え放題で、植物にとっては相変わらず厳しい1年だったようです。

スパルタな家に来た植物たち。「もう、死んだか」と思っていても、季節が巡ってくれば思い出したように復活してきます。今日もまた、そんなゾンビのように生き返った植物を裏庭で発見しました。

ツワブキの神からいただいた珍しい品種。夏場に消えたので、枯らしてしまったかと思っていたら出てきました。形を保っていてよかった。「こんな扱いして、著者に言いつけるぞ」と怒っているように見えたのは私だけでしょうか。

冬になるとモリモリ大きくなり、黄色い花を咲かせる植物、ツワブキ。ガーデンライフシリーズ「ツワブキ」という本を担当させてもらいまして、その時、貴重な品種を著者からお分けいただきました。冬場はいいのですが、我が家は谷戸で夏場は湿気がすごく、ツワブキも調子が悪くなります。元気がないと表から裏へ移動させられてしまう、それがだま家の7ルール。そんなわけで夏に裏へ追いやられ、静かに復活していたところを先程発見されたわけです。もちろん表舞台に出してやりました。春にはちゃんとした鉢に植え替えてあげないと。

ビオラとユーカリ。一瞬寄せ植えのように見えるでしょ?

これまたいただきもののビオラ。づみたんが取材先からいただいたものを分けてもらいました。植え替えもせずにポットのまま。ユーカリを買って寄せておいたら一瞬寄せ植えに見えると自分に言い聞かせて、未だに植え替えしていません。ちゃんと大きな鉢に植えれば、もっと大きな株になるのにね。年末年始にやることにします。

今、ラジオを聞きながらこのブログを書いているのですが、変異して感染力が強くなったコロナウイルスに感染した人が見つかった、と報じられています(「感染力が強くなったコロナ」=「パワーアップしたコロナ!」と脳内変換してしまった私は不謹慎……)。人間の生活を変えてしまったコロナウイルスは2020年が終わっても収束することなく、2021年も我々を脅かしそうです。年末年始は実家にもどこにも行かず、2021年、どういう心がけで生きたらいいのかを家にこもって考えたいと思います。

今年1年カルチべをお読みいただき誠にありがとうございました。スローペースで記事を増やしてきましたが、来年は連載なども増やして、生産者の皆様に役立つウェブに育てていきたいと考えております。毎日…とはいいませんが、2日に1回くらいアクセスしていただけますと嬉しいです♡

では皆様、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
またお会いする日まで、ごきげんよう!

 

 

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