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材料に少しこだわり

公開日:2021.1.7

新年あけましておめでとうございます。

2021年になりました。首都圏は緊急事態宣言が発令されるということで、落ち着かない日々ですが、本年もよろしくお願いいたします。

さて、今回はお正月のおせち料理の話です。

帰省しないお正月でしたので、三箇日をゆっくり過ごすためにもおせち料理を早めに用意しました。

とはいえ、伊達巻やかまぼこは買ってきて、黒豆やきんとんなどいただきものもあったので、作ったのはお煮しめとなますだけ。一から材料を揃えて全部作るのは大変ですが、作るものを絞っておくと気が楽ですね。

私はなますが好きで、お正月でなくても食べているのですが、本来は紅白のお祝いの水引をイメージし、一家の平和を願うお正月料理。今年は巣ごもり正月ということで、例年よりも材料にこだわったなますにしてみました。

まず、三浦ダイコン。神奈川県三浦半島特産の白首ダイコンです。首が細くて中ぶくれのこの形が特徴的ですね。

形はもちろん、大きさも特徴です。

三浦ダイコンは肉質が緻密で、やわらかいのに煮崩れないため、おでんや煮物に向くと言われていますが、みずみずしいので生の食感もとてもよく、なますにぴったりなんです。

生産量が少なく希少なため、今は正月商材として毎年暮れの限られた日数に出回ります。

そしてニンジンは埼玉産のこちら。

ゴボウではないですよ?

比較のために加湿器の隣で撮りましたが、1メートル近くある長ニンジンは、長い=縁起がよいということで、こちらも正月商材として流通しています。写真は泥付きですが、ふつうのニンジンよりも色も少し鮮やかなようです。

こうして無事になますができあがりました。

紅白の水引…とまで細くはいきませんが。

シャキッと噛むのが楽しい歯ざわりはもちろん、ダイコンらしい甘味と辛味も感じられます。大量に作りましたが、ついついが進むのであっという間になくなりそうに。

なくなる前に、こちらも作ってみました。

パンのあいだから、なますがチラリ。

ベトナムのサンドイッチ、バインミーです!本家はフランスパンにレバーパテなどが必要ですが、家にあったチャバタと塩豚をお供に、なますを挟んでみました。これまた美味!おせち料理に飽きたころに登場する定番料理になりそうです。

新年も無事おいしいものからスタートできました。心も新たに、2021年もがんばってまいります!

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