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旧実家のベランダと鉢植え

公開日:2021.1.21

こんにちは。さかもんです。2021年もよろしくお願いいたします。

さて、前回のブログで実家にあるサンセベリアをお迎えしたいと書きました。実は、少し失敗しまして延期になっています。あれから一度、帰省して鉢植えをもらうことはもらったのです。けれど、実家あるあるといいましょうか。他の荷物(主に食料品)が重たくて、つい置き去りに。

年末年始は、恒例の宴会もオンライン飲み会になりましたし、緊急事態も発令されて、当面は帰省も自粛です。サンセベリアは、まあ落ち着いてから引き取ればいいかと思うのですが、そろそろ実家の猫が恋しいなぁ。

というわけで、今の鉢植えの話が難しいので、過去の鉢植えの話をいたします。私の実家は、10年ほど前に転居しているのですが、その引越し前の古い家の方のベランダについて少し。

20年くらい前の実家ベランダです。撮影は春のはず。あまりベランダの写真は残っておらず、実は貴重な一枚です。

右手前からレモンバーム、ジャーマンカモミール、ドラセナ、奥にちょこっと見えるフジ、アツザクラ、ヤグルマソウ、ポピー、ルリマツリ。その影にちらっとアリッサムがみえるかな。左の鉢棚にハナショウブ、かなり切り詰めているけれどデュランタ、品種不明の多肉植物、ユキノシタ、ガーデンシクラメン。

このころは、ハーブや草花の寄せ植えにはまっていたので一年草が多めです。余談ながら、左の鉢棚の奥には、ヤモリも住んでいる物置がありました。

ここはリビングの窓から見たところです。左手にもう一部屋あって、ベランダも部屋にそって細く長く伸びていました。両サイドに鉢植えがみっしりと並んでいたので、水やりも洗濯物干しもカニ歩きが基本です。

別のアングルもあれば良かったのですが、当時はまだガラケーの時代だったためか、デジタル画像はほとんど残しておりませんでした。紙焼き写真なら、きっと実家の押し入れに眠っているかもしれませんが。

農学部にいたころ実習で育てたペチュニアです。もともとぎっしりのベランダに、こういうもっさり系の鉢植えを持ち込むと、足の踏み場に困りました。

最初の写真より5年後になりますが、農学部の実習で育てたペチュニアです。市場に出すところまで経験し、売れ残りを持ち帰ったところ、もっさりと育ってしまいました。撮影日は11月ですが、まだまだ元気そうですね。ただ、ペチュニアはベタベタするので、花柄が洗濯物に着くのです。

より手狭になったベランダで、鉢植えにぶつけないよう洗濯物を干したり取り込んだりは難しく、珍しく母から苦情をもらったことはよく覚えています。

この撮影した年を最後に処分したシャクヤクです。父のお気に入りだったのですが、コガネムシの幼虫に負けてしまいました。

こちらはペチュニアの4年後9月頃の写真ですが、前出の写真とはまた別の年です。父が一目ぼれして、旅行先の野草店で購入した赤いシャクヤクです。2~3年は咲いてくれました。シャクヤクの鉢の左にはキダチアロエが、奥にはユリオプスとキャットミント、右手にはシクラメンやゼラニウムなどがみえますね。

右の茶色のプランターにあるスイセンは、何年も花を咲かせないにもかかわらず、球根のみを育て続けて、現在も実家のベランダにいます。

懐かしい写真を引っ張り出してきて思うのは、当時はずいぶんと気軽に鉢植えを増やしていたなあということ。祖母の遺した資材もたくさんありまして、何かを育てようと思ったら、即日スタートできていました。近所に園芸店もホームセンターもあった上に、土などの処分に請け負ってくれていたので大変便利でした。

実は、今の住所では園芸店がなく、ホームセンターも遠く、土を回収してくれる仕組みも見当たらず、どうしたらよいか情報収集中なのです。上手い方法が見つかればよいのですが。

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