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旬をとじこめる

公開日:2021.3.1

こんにちは。今年もアレの季節がやってきました。今年は先手必勝とばかり早々と薬を飲み始め封じ込めたつもりでいましたが、先週あたりからの暖かい陽気で目にかゆみが……。気を紛らわすために、ひさしぶりにジャムおじさんになりました。

前回の桃に続き今回主役になったのは、冬〜春先のお楽しみ、イチゴです。
本来は初夏頃が旬ですが、クリスマスや年末年始といった需要や、輸送時の傷みにくさなどもあり、この時期こそイチゴの季節となっています。

さて、お手頃価格でたくさん手に入れたイチゴですが、のんびりしていたら少し傷んでしまいました。それでも重量を計ると600gほどに。

今回はとちおとめを使用しました!

イチゴの重量から砂糖の分量を決めるので、計量は欠かせません。イチゴの甘さを生かしつつ、パンに塗ってしっかり甘みを感じるジャムを目指し、イチゴの約40%のグラニュー糖を入れてまぶしました。

砂糖をまぶしたイチゴ、この段階でおいしいに決まってると思いませんか?

グラニュー糖が溶けてイチゴの水分が出てくると、早くも味見したくなるのですが、はやる気持ちを抑えて火にかけます。

イチゴがつやつや。早く食べたい!

火にかけるとさらに水分が増えます。それと同時に出てくるのがアク。このアクを丁寧に取り続けるのが私なりのコツです。

実をあまりくずさないのもこだわりです!

こうして今回も無事に出来上がりました!

たくさん作ったつもりでも、すぐに食べきれる量なんですよね…。

さっそくトーストにつけて食べましたが、想像通り、パンがすすむおいしさ!
ちょうどよい甘味加減になり、とてもおいしかったです。

手軽に旬をとじこめて保存できるジャム作り。作るたびに腕をみがけていると信じて、次は何を作ろうかと考えています。

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