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春の実家ベランダ

公開日:2021.4.15

こんにちは。さかもんです。

今年は季節の訪れが早いようですね。

時節柄なかなか帰郷できませんが、実家からの便りでは、もうアジサイやクジャクサボテンにつぼみがついているそうです。例年より少し早いでしょうか。

一方で、今が盛りのはずのフジの木は、やはり今年もつると葉ばかりを茂らせているとのこと。咲かなくなって二十数年になりますが、まあ祖父母の形見でもある鉢植えなので、生きてさえいればよし、です。

頑固に咲かないフジの鉢植え。案外、人間が毎年いろいろと手を尽くすのがうっとうしいのかもしれません。
クジャクサボテンは、チクチク棘をまとった赤いつぼみが、今年もたくさん。
アジサイのつぼみも少し早くついたようです。一昨年は、今時分に剪定したため花が咲かず、アジサイ好きの母と剪定した父とで喧嘩になっていましたが、今年は大丈夫そうですね。
こちらも祖父母の形見のシンビジウムです。フジとは対照的にどんどん咲いて、どんどん株分けで増えていきました。今では親戚中に子株が行きわたっています。
実家ベランダの球根植物で、唯一咲いたムスカリ。ムスカリは分球を繰り返してもまた咲くのがうれしいです。スイセンも同じように育てていますが今年も葉だけ、しかも年々細っているらしく、そろそろ入れ替えを決断する時期かもしれません。
「和種ハッカ」と思われる品種不明のミント。今年も元気に茂りましたが、写真では毎年恒例のミントティーもモヒートもつくれない……。

ところで実家は一人抜けたのに、ますます手狭になったそう。妹が「苔テラリウム」にはまり、水槽なりシャーレなりが増えているとのこと。はまると増やすのは血筋でしょうか。

苔なら今のわが家でも育てられるかなと思いつつ、この一年ほどで私はすっかり土いじりに腰が重くなってしまいました。わが家で鉢植えを愛でる日はいつくるやら、です。

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