HOME 読みもの 新品種発表会 フラワートライアルジャパン2022 タキイ種苗(株)展示会 リポート【前編】 新品種発表会 フラワートライアルジャパン2022 タキイ種苗(株)展示会 リポート【前編】 ペチュニアタキイ種苗フラワートライアル花苗 公開日:2022.12.13 2022年9月27~29日の期間、長野県・山梨県の会場にて、花苗や鉢物の新品種や資材等の発表会が開催された。農耕と園芸では長野会場で開催されたタキイ種苗の会場の模様を取材した。前編。 くれよんシリーズ 春色くれよん、夏色くれよんなど、季節を一年を通して園芸を消費者に楽しんでもらう、小売店や園芸店に向けた商品企画。特徴は、色々な品目、例えば、カリブラコア、ネメシア、ロベリアなど、春に楽しめる花苗をセレクトし、『春色くれよん』の共通ラベルで展開する。すべて、『早く咲いてコンパクトになる』という点を重視し、店頭での花持ちも良い品種をセレクトして提案している。くれよん型のラベルでパッと、一目しただけでわかりやすく、小学生のお子さんでも読めるように和名の平仮名のネーミングを、例えば『さくらいろ』や『れもんいろ』等、着けている。子どもにも『くれよんシリーズ』を覚えてもらい、消費拡大を図る。 『くれよんシリーズ』の説明をする園芸部の近江さん。 くれよんシリーズの取り組みの中で、特筆すべき点の一つは、出荷日指定ではなく、出荷のタイミングは、株の状態を優先することである。出荷日の予約があったとしても、それより前、それより後の方が状態が良ければ、出荷をずらすそうだ。花苗の状態の良い時に出すことで、購入後の消費者の満足度も上がることが想像できる。また、広告連動型で、インスタライブ等SNSを用いてくれよんシリーズの楽しみ方などの情報発信もしているそうだ。 ペチュニア ラブリーアイ NEW ペチュニア ラブリーアイ 人気のペチュニア品種である『ラブリーアイ』。一番の特徴は、消費者の手に渡っても失敗が少なく育てやすい。丈夫で枯れにくい。夏の暑さに耐えられず、夏越しさせられないペチュニア品種が見られる中、ラブリーアイは夏の暑さにも負けずに、春から冬まで長期間楽しめる。『ラブリースカイ』、『ラブリースカッシュ』の2色が新色として追加された。 左:ラブリースカイ、右:ラブリースカッシュ ペチュニア ギュギュシリーズ NEW ギュギュシリーズに待望の新色『フラミンゴ』が追加された。ギュギュはコンパクトな株姿となり、株いっぱいに花が咲くのが特徴。 新色:ギュギュ フラミンゴ 後編は、ゼラニウム、バーベナ、ジニアについてご報告する。 取材/御園英伸 この記事をシェア 関連記事 2023.9.22 タキイ サマーフラワー トライアル 2023年7月5~7日の3日間、タキイ種苗(株)の長野県諏訪郡富士見町の富士見試 […] キンギョソウタキイ種苗ヒマワリユーストマ 2023.9.14 Field Trial 2023 魅せます!! ミヨシの花 〜草花総力戦〜 2023年7月5〜7日の3日間、(株)ミヨシの八ヶ岳営業育苗センターにおいて、同 […] ユーストマミヨシダリアアスターケイトウ 2023.9.13 SUMIKA FLOWERS 2023年 夏展示会 2023年7月5〜7日の3日間、住化農業資材(株)の長野県諏訪郡富士見町にある富 […] トルコギキョウ住化農業資材