HOME 読みもの 新品種発表会 フラワートライアルジャパン2022 タキイ種苗(株)展示会 リポート【後編】 新品種発表会 フラワートライアルジャパン2022 タキイ種苗(株)展示会 リポート【後編】 花苗バーベナジニアゼラニウムフラワートライアル 公開日:2022.12.16 2022年9月27~29日の期間、長野県・山梨県の会場にて、花苗や鉢物の新品種や資材等の発表会が開催された。農耕と園芸では長野会場で開催されたタキイ種苗の会場の模様を取材した。その後編。 ゼラニウム ムーンライトシリーズ NEW 「株自体コンパクトで作りやすいです。」とトゥンバオ®を手に解説する園芸部の橋本さん。 栄養系のゼラニウム『ムーンライト』シリーズの中、一番人気のトゥンバオ®に、『オンファイア』と『エキストラピンク』の2色が新品種として追加された。トゥンバオ®は、比較的コンパクトで、花の軸が黒く、深紅の花が咲き、コントラストが良く映える。花持ちも良いので、花が沢山咲いている状態が長く続く。 トゥンバオ® オンファイア トゥンバオ® エキストラピンク バーべナ ドラムスシリーズ NEW バーベナに新定番シリーズが登場。従来品種『コルト』はコンパクトな株ということで販売していたが、もっとコンパクトな品種目指し、『ドラムス』シリーズを新品種として発表。中心部は花が着かない品種が多い中、『ドラムス』シリーズは中心部分にも花が咲く。レッド、レッドシェード、パープルレッド、ブルー、ホワイト、ダークパープルの全6色で展開。 バーべナ ドラムスシリーズ。「ノーピンチでこんもりとまとまり、生産者メリットも大きい品種です」と橋本さん。 左:ドラムスシリーズは中心部分にも花が咲く。 ジニア F1プレシオーサ シリーズ NEW エレガンスタイプ。シリーズでの生育揃えが抜群に良い。ポット上げした後はわい化剤なしでコンパクトに栽培できる。分枝が多く、その角度が良く、ボリュームがとれる。 分枝の角度が鋭角になっており、コンパクトにまとまる。 ジニア ベリーズ NEW エレガンスの大輪八重の特徴と、リネアリスのうどんこ病の抵抗性を兼ね備えた種間雑種。分枝性に優れコンパクトに栽培できる。ノーピンチでもボリュームがとれる。地植えにすると半球状になり、株割れしにくく半球状を保ち続ける。植栽には抜群の品種。 取材/御園英伸 この記事をシェア 関連記事 2023.3.1 トキタ種苗大利根研究農場オープンデー2022 去る2022年11月17〜18日の2日間にかけて、埼玉県加須市にあるトキタ種苗大 […] キュウリトキタ種苗トキタ種苗大利根研究農場オープンデー2022カリーノケールスナップエンドウラディッキオ国産野菜 2022.12.31 2022年秋季 タキイ研究農場見学会リポート【レタス・タマネギ編】 2022年11月17日に滋賀県湖南市にあるタキイ種苗(株)研究農場にて、タキイ研 […] アントシアンタマネギレタスリーフレタス 2022.12.30 2022年秋季 タキイ研究農場見学会リポート【メロン編】 2022年11月17日に滋賀県湖南市にあるタキイ種苗(株)研究農場にて、タキイ研 […]