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イチゴの流れを変える秩父の「あまりん」 埼玉県秩父市・和銅農園

公開日:2023.10.1 更新日: 2023.9.25
濃厚な味わいと美しい果形、濃紅色が人気の「あまりん」

秩父で人気の観光イチゴ園

埼玉県南西部の山間部に位置する秩父市。その歴史は古く8世紀に鋳造された貨幣「和同開珎」が発掘された和銅遺跡の近くにイチゴの和銅農園があります。園主を務める田口直樹さん(38歳)は、父が始めたイチゴ栽培を受け継ぎ今年で15年。都心からのアクセスもよいこの場所で、毎年12月〜翌5月末までイチゴの観光農園を開いています。

12月から5月末まで、イチゴ狩りのシーズンに賑わいを見せる。

入口近くのハウスには、観光摘み取り園でおなじみの「章姫」や「紅ほっぺ」、愛媛県で生まれた「あまおとめ」、ビタミンC含有量の多い「おいCベリー」、山梨県の三好アグリテック㈱が開発した種子型イチゴ「すず」、国が開発した種子型イチゴ「よつぼし」等、あわせて11品種を栽培。まちの青果店やスーパーの売り場では見かけない、珍しい品種も並んでいます。

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