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【関東 切り花】ストック

公開日:2024.3.19
(画像/photolibrary(https://www.photolibrary.jp/))

ストックはアブラナ科に属し、原産地は南ヨーロッパなどとされる。草型は分枝性、スタンダードタイプ、スプレータイプ(分枝性とスタンダードタイプを交配し育成した品種。茎の上部で分枝し、花穂がスプレー状である)の3種類に分類される。日本に導入されたのは大正時代以降である。切り花生産用として分枝性やスタンダードタイプの品種がもたらされ、国内の消費増加にともなって育種が進んだ。優れた性質の品種を数多く世に送り出してきた日本の育種は、世界トップレベルといっても過言ではないだろう。

大田花きにおけるストックの取扱本数を下図に示した。10月より出荷がはじまり、3月にピークを迎える。彼岸頃に花を咲かせるため「彼岸王」という名の品種もあり、とくに仏花としての需要が高い。

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