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春待つ花々

公開日:2019.3.4

みなさま、こんにちは!
農耕と園藝編集部のづみたんです。

カレンダーを1枚めくると、本格的に春めいて暖かくなってきましたね。
季節のなかでは最も春が好きなので、ぽかぽかした日が続くと私はとても嬉しいです。
春は太陽の光もやわらかで、街の雰囲気もなんとなくのんびりしているのがいいですよね。

ふきのとうの天ぷらを食べたり、菜の花のからし和えを食べたり、味覚から季節のうつろいを感じるのも幸せです。イチゴ狩りに出掛けるたのしみもありますね!
(えっ? 食べてばかり…?)

さて! 今回は取材で伺った「クリスマスローズの世界展」の話題でも。

みなさまご存知の通り、クリスマスローズの正しい名称は“ヘレボルス”。
キンポウゲ科ヘレボルス属の宿根草で、クレマチスやアネモネの仲間です。

そんなクリスマスローズの魅力を紹介するべく、先日都内で2月15日~17日の3日間にわたって開催された同展は、毎年大人気の展示会。今年度で第17回目を迎えました。
(今年の初日は、開場前に200名以上の行列が出来たとか…!)

私が訪れた際も、全国各地のナーセリーによる交配種や希少品種、「新花コンテスト」入賞花・出品花の展示だけでなく、セミナーや銘品オークションのエリアなど、会場内すべてが大いに盛り上がっていました。

それでは、カルチベブログをご覧の皆様には、一足早く、ちょっとだけ!
会場の様子をお届けしますね!

堀切園(山形県)さんの「ウィンターシンフォニー 写楽」
ベル状に咲く姿が愛らしい「フェチダス」(「なるほど!クリスマスローズ」エリアより)
あっ!「農耕と園藝賞」発見!
特別装飾の「memories of the day」には“春の訪れと共に咲き、また散っていく花のように、過ぎていく日々を大切に”との想いが込められているそう。

「早春に心躍る」と題されていただけあって、私もすっかり心躍ってしまった「クリスマスローズの世界展」。
品種ならではの多様な花模様はどれも非常に魅力的で、育種家のみなさまの深い愛情が伝わってきました。
冬枯れの時期、健気に咲く美しい花々は、まさに人々の想いが詰まった春待つ結晶ですね。

毎年恒例の本展示会は、来年2月も開催されるとのこと。
みなさまもぜひ、会場に足を運んでみてはいかがですか?

そして、「第17回クリスマスローズの世界展」の様子は、本誌『農耕と園藝 夏号』(2019年5月23日発売)でもリポート記事にてご紹介します!
より詳しく知りたい!という方はこちらもチェックしてみてくださいね。

それではみなさま、次回も週明けにお会いしましょう!

月曜日担当のづみたんでした。

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