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育つと何になる?

公開日:2019.3.19

先日観ていたテレビ番組で、「豆苗は育つと何になるか?」というクイズがありました。水耕栽培でいつの季節でも安定して購入できる豆苗は、近年ずいぶん身近な食材になりましたよね。二度目の収穫を楽しむのもおなじみです。

とはいえ、「育つと何になるか?」と不意打ちで聞かれると、「えーっと…?」と手を止めて考えてしまいました。

 

豆苗は字のごとく「豆の苗」で、正解は「サヤエンドウ」です。少し考えればわかるのですが、すっかり豆苗の姿に慣れ親しんで、その先のことを忘れてしまっていた自分に少し驚きました。

 

同じように、庶民の味方の代表格「モヤシ」も「育つと何になるか」は意外と知られていないものです。ひと口にモヤシといえど、ブラックマッペ、グリーンマッペ(緑豆)、豆モヤシなど種類は豊富。それぞれ育ったときにできる豆の種類も異なるそうです。ナムルでおなじみの豆モヤシは枝豆、そして大豆になります。

 

豆苗からサヤエンドウ、モヤシから大豆、どちらも育ててみるのは大変そうですが、食べるときに思いを馳せてみるのもいいものですね。

 

ちなみに、私はお店などで料理をいただくときに、モヤシのひげ根が取られていると「丁寧なお仕事だなぁ」と感心してしまうのですが、ひげ根取りはやはり手作業で行うものなのでしょうか。モヤシの向きを揃えて、一度にパツンと根を切る機械…なんていうのがあったら、ぜひ見てみたいものです。

 

 

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