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園藝探偵になりたい

づみたん
公開日:2019.4.8

みなさま、こんにちは!

新元号「令和」が発表されて1週間。

残る平成もわずかだと思うと、特に何があるわけでもないのですが、なんとなくそわそわしてしまう編集部のづみたんです。

 

さて、名残惜しむ気持ちはさておき。

本日のカルチベブログは、この頃の私の読書生活についてのお話でも。

 

なぜかといえば、それはもちろん!

カルチベの人気連載「園藝探偵の本棚」に感化されているからです!!

(影響されやすい)

 

みなさま「園藝探偵」についてはご存知ですか?

カルチベの人気連載「園藝探偵の本棚」。どどーん!

改めて園藝探偵をひとことで表すならば、それは「読む園芸家」。

園芸に関するあらゆる事件や小さな疑問について、資料を検索・収集し、ときに読み解き、保存・活用する人々の営みを指します。

園芸の楽しみ方には育てる園芸、増やす園芸、贈る園芸、おいしく食べる園芸、飾って楽しむ園芸、などいろいろな方法がありますよね。

最近では散歩をしながらご近所や公園の花、そして緑を楽しむ「見る園芸」も人気だといいます。

そして! ここに、「読む園芸」が加わるのです。

なんでもすぐにネットで検索できる現代。古い資料にあたったり、書物から情報を紐解いたり、少しずついろんなことを知ることで、人と人とのつながりが見えてくるのが園藝探偵の面白いところです。

 

ということで。

私、づみたんが「園藝探偵」として最近手に取った書物を少しだけご紹介したいと思います!

-1-『BRUTUS』特集“花と花束”(マガジンハウス)

「園藝探偵の本棚」を連載しているマツヤママコト先生も2冊購入したらしい(!)今号のBRUTUSは新鮮で立体感のある花の情報を多数掲載。花の買い方、飾り方、花道の歴史を教えてくれます。

-2-『フローラ逍遙』澁澤龍彦(平凡社)

東西に咲く植物画75点をオールカラーで解説している何とも優美な博物誌。気ままにそぞろ歩くことを意味する「逍遥」の如く、園藝探偵の美しい散歩道がここにあります。

中身もちらっ。素敵な苧環をはじめ、アジサイやトケイソウ、スミレにツワブキ、アネモネなど、繊細なタッチで描かれる植物の数々。ページをめくるごとに惚れぼれしてしまいます。

-3-『愛なき世界』三浦しをん(中央公論新社)

片思いの相手が植物学研究者だった! というストーリーの恋愛小説。果たして人生のすべてをシロイヌナズナに捧げる相手に、恋の光合成を起こせるのでしょうか…!? ちなみに植物と人間たちが豊かに交差するお話の舞台は、弊社がある文京区本郷です。

 

種類はさまざまですが、どれも「読む園芸」として読み応え十分の書物。

園芸にまつわる言葉の海を泳ぐ内に、目の前にある植物の背景に潜む、予想もしなかった歴史や意味を垣間見ることができます。

植物や土に直接触れない園藝探偵だからこそ、五感を研ぎ澄ませ、日々の端々にある一瞬のきらめきを見逃さないでいたいと思うこの頃。

忘れてしまっていた何かや、新しい発見に繋がるきっかけ、大切な出来事のしっぽにいつでも気がつくことができるように、これからも読む園芸を追い掛けていきたいと思います。

 

ちなみに。

実は「フローラ逍遙」と「愛なき世界」は、

ずっと前にだま編集長から借りたもの……。

は、早く返さなくちゃ……!!!

 

それではみなさま、次回も週明けにお会いしましょう!

月曜日担当のづみたんでした。

 

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