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ベランダの強風対策

公開日:2019.4.11 更新日: 2019.4.15

こんにちは、さかもんです。

春の嵐といいますが、春は風に悩まされることが多いですね。我が家のベランダでも、風が大暴れしています。もともと立地のせいで強風に見舞われやすい場所ではあるのですが、春は普段の対策では防ぎきれないことも多く、気が付くと鉢植えが転がっていたり、葉がちりちりになっていたりしています。

オリヅルランの葉はあおられやすく、すぐ葉先がチリチリになります。だからといって室内にとりこむと、今度はネコ達が寄って集ってむしゃむしゃ食べたり遊んだり……。受難の鉢植えです。
風に負けて転がることの多いシンビジウム。鉢が軽い割に大きいので安全地帯に置いてあげられずにいるのですが、今年はめげずに花を咲かせました。

強風対策といっても、基本的には鉢植えの配置を工夫しているだけです。市販の風よけを設置する案もありましたが、風よけそのものが吹き飛ばないようにできる自信がなかったので諦めました。現在、ベランダの防風力は、ほぼゼラニウムが担っています。ただ、彼らは彼らで、風の方向に木が傾いていくのが困りもの。
そこで、風に強い鉢植えを増やして、他の鉢を守ろうという計画がゆっくりの進行中です。期待を背負っている鉢植えは3つ。オリーブと黄金マサキ、イヌツゲです。

オリーブと黄金マサキは切り戻したばかり。マサキの方は新しい葉が芽吹いてきました。
突然、ほとんど葉がなくなってしまったイヌツゲ。まだ力がありません。

オリーブとマサキは4年目。最初から大きな鉢植えを購入すればよかったのですが、残念ながら高価だったので、苗からゆっくり育てることにしました。予想よりずっと細身に育ってきた上に切り戻しをしたので、自身の防風力はともかく、他を守る余力はまだありません。今後の生長にかかっています。

一方のイヌツゲは、十数年前に貰われてきたユキノシタに紛れていました。はじめは樹高5cmくらいだった苗が、のんびりじわじわと育って、枝葉も広がり、防風力もなかなかのものに。さすがは生垣の木だなと感心していたら、昨年、謎の枝枯れを起こして葉がほとんどなくなってしまいました。怪しい枝は落として農薬をまいたものの、未だ復活ならず。

鉢植えの防風林ができるのはまだまだ先です。

前回のブログで開花が危ぶまれていたヒヤシンスです。小ぶりですが上品な花が咲きました。

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