農耕と園藝 online カルチべ

生産から流通まで、
農家によりそうWEBサイト

カルチべブログ

まっぷたつのプルメリア

だま
公開日:2019.5.8

こんにちは、だまです。
今回は、プルメリアをまっぷたつにしてやった話です。

プルメリアが我が家にやってきたのは、一昨年2017年の秋頃。お隣のおじさんが突然やってきて「はい、プルメリア。株分けしたから、あげますよ」とこちらに受け取り拒否をさせる間もなく、玄関に置いていったのです。プルメリアは高さ50cmくらい、葉を5枚ほどつけていました。弱々しく、短い支柱にもたれかかっていました。あまり元気があるようには見えません。

「もうすぐ葉が落ちるから。11月になったら家に入れて、日当たりのいい場所に置いてあげてね」と笑顔で鉢を置き去るお隣のおじさん。「春になったら外に出して。一回り大きな鉢に植え替えて、肥料を数粒置けばいいから」と。

なぜ秋にプルメリア? 花が終わってからくれるとは……微妙だな、と思いながらも、お隣のおじさんにいわれた通り寒くなってから家に入れてやりました。

翌年の春、暖かくなってからプルメリアを外に出してやりました。荒々しい園芸家のわたくしは、もちろん植え替えなどせず、肥料もやらず、プルメリアを放置。いちおう、日向には置いてやりました。プルメリアは太陽の光を浴びて成長し、あっという間に1mほどになりました。大きくなりすぎて鉢の大きさとバランスがとれなくなり、ちょっとした風でも鉢ごとごろ~んと倒れるようになりました。私はいちいち鉢を起こすのは面倒だけど、植え替えはもっと面倒だと思い、プルメリアをごろんごろんさせておきました。プルメリアは転がりながら、夏には濃いオレンジの花を咲かせて南国気分を味あわせてくれました(台風ですぐに花は落ちたけど)。

で、その秋(2018年)、寒くなってきたので家に入れることにしたのですが、鉢を持ち上げようとして、ふと思ったのです。

「プルメリア、生育良すぎじゃないか??」

家に来てから1年で1mほどになったということは、来年の秋には……家に入れるのも大変な大きさになりやしないかい、え?

気がつけば1m超えのプルメリア。

それから私はいそいそとgoogle先生におうかがいしました。

「プリメリア」「剪定」「いつやる?」

google先生によると、春暖かくなり、樹が動きはじめたころが剪定適期とのこと。剪定した枝は乾燥させてから植え付ければ、根づくらしい。私はgoogle先生のご指示に従いいくつかのウェブサイトを読み、この連休にプルメリアを切ってやろうと決めたのでした。

ウェブで調べながら、お隣のおじさんがプルメリアを押し付けてきた日のことを思い出しました。きっとお隣のおじさんも秋になり、ベランダから鉢を部屋に入れる時に「あ、ヤバイ、でかくなりすぎた」と思ったんだなあ、と。そしておじさんは検索などはせずに、「とりあえず切って土に挿してみよう!」と挿し木にしたんだろうなあ、と。勢いで挿してみたものの、日当たりのいい場所をプルメリア軍団に占領されても困るので「そうだ! お隣に持っていこう!」と思いつき、我が家のピンポンを押したんだなあ、と。

私は部屋のカーテンを開けて、お隣のベランダを目を細めて見やりました。そこには、1m以上に成長したプルメリアの鉢が2鉢ならんでいました。きっと毎年増えていくのでしょう、我が家の将来もうっすら目に浮かびました…。

で、いよいよ5月の連休がやってきました。とりあえず大きくなりすぎると困るので、あのノッポをバッサリやることに。プルメリアはハサミで切れる太さではなく、しかしながら私は園芸用のナイフを持っていなかったので、木工用ののこぎりでギコギコ切ってやりました(ひどい)。

のこぎりで切ったので、断面がデコボコしてますの。
切り口からは白い液体が! プルメリアの涙だわ、きっと。ちなみにこの白い液体は、触るとかぶれるらしいです。
まっぷたつにされて、サイズダウンしたプルメリア(本体)。この夏は花は咲かないかもしれないけれど、強く生きるのだよ。
切り落とされて吊るされている気の毒なプルメリア。乾燥させるつもりですが、ここ、雨あたるのよねー。場所変えなくちゃ。

さて、切られた枝が乾いて上手く根付くか、乞うご期待!
次回も「だまの荒々しい園芸」シリーズが続きます。お楽しみに~!

この記事をシェア