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綺羅星の街 砂糖菓子の国

公開日:2019.5.13

みなさま、こんにちは!

朝起きたときや仕事帰りなど、なんとなく空気が夏の匂いになってきた気がしてこっそり嬉しくなっているづみたんです。初夏の陽気のこの頃、みなさまはいかがお過ごしですか?

 

さて、本日は先日の大型連休中のお話でも。

日本が平成から令和になる元号またぎの真っ只中、私は香港そしてマカオに出掛けていました。そう「カルチベ取材班 現場参上」ならぬ、「ひとりチームカルチベ 現場参上」(in香港・マカオ)です。

未だ見ぬ香港・マカオ。「農耕と園藝 夏号」を連休前に校了できなかったことは、この際忘れます。そう、平成から令和に持ち越したことは一時忘れるのです。

現地のおいしい食べものやお菓子、名産品その他をたのしみに日本を旅立つのです!決して、現実逃避なんかではありません。ええ、決して……!

 

飛行機に揺られること4時間半。到着した香港は一見日本と変わらぬ都市が広がります。物価もあまり変わらないか、免税を考慮するとちょっと安いくらい。気温は31℃。梅雨時期の今は絵に描いたような高温多湿です。

 

まずは、モンコック(旺角)にある香港の花市場へ。

ここ、フラワーマーケット(花墟道)は、300mほどの小道に花屋さんが並ぶ賑やかなエリアです。

フラワーマーケットは、生花だけでなく花器や園芸用品も揃います。もちろん、観葉植物やドライフラワー、造花なども売っています。
やはり、日本の市場と比べるとバンブーや蓮などは香港らしいラインナップですよね。
ここではかなりの安価でたくさんの花束が並んでいます。小さな花束であれば20HK$(280円)程度。買い求めるのは地元住民から観光客まで、さまざま。
どのお店をのぞいても、こちらではあまり見られない多肉植物や観葉植物がいっぱいです。植物税を払っても持ち帰りたい…!
お隣には小鳥屋が立ち並ぶ公園、バードガーデンがあります。
周辺には無造作に置かれた鳥籠のなかに、かわいらしい小鳥たちが。ここだけの話、農耕と園藝編集部やチームカルチベには鳥好きが多いんですよ。

香港市内を歩くと、市場だけでなく何気ない街路樹にも目を奪われます。

樹齢100年以上といわれる立派なガジュマルの木。街中でもビーチでも数え切れないほど群生していました。しっかりと手入れをされている印象は受けませんでしたが、どこで見てもとてつもない生命力を感じました。
至るところに咲いているあでやかなバウヒニア(洋紫荊)。旗のデザインにもなっている香港を代表する花で、日本でいう桜のような存在だそうです。

さて、眠らない街、香港の夜はこれからです。

ノイヤンガイ(女人街)にある夜の市場。農産物が数多く並べられていました。中心街のスーパーなどとは違い少々雑多な印象も受けますが、ドリアン、スターフルーツ、マンゴーにパパイヤなど、日本の八百屋さんではあまり見掛けない果物に興味津々。
一晩中煌々と輝く街灯。一日平均5食の香港の人々には、夜食に果物を好む人も多いと聞きました。
糖分はアクティブな人々の元気の源でもあるとか。日本でも人気のあるお菓子が並びます。
写真は茶葉の味わいをしっかりと感じられる濃厚なミルクティー。機会があれば、こちらのお茶農家さんのお話も聞いてみたいものです。

 

温暖な気候の産物ともいうべき美しい熱帯植物に魅了され続け、異国の文化や農園芸を少しだけ吸収した数日間。

香港は綺羅星の国、砂糖菓子の街でした。

まだまだ来週も旅先から真空パックにした写真や言葉を綴りたいと思います。

ということで!

次回は、「ひとりチームカルチベ 現場参上」in香港・マカオの後編をお届けします!後編では、マカオで出会った植物、文化についてを中心に発信いたしますね。

 

それではみなさま、後編もお楽しみに!

月曜日担当のづみたんでした。

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