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里山の暮らし〜雑穀の播種とワラビ〜

公開日:2019.5.22

こんにちは、だまです。

明日はいよいよ「農耕と園藝」夏号の発売ですよ!!

特集は「機能性野菜・果樹の最新情報」と「学ぼう! 土づくり・施肥」の2本立てです!

「生産現場へGO!!」では、機能性ホウレンソウを栽培されている、宮城県の有限会社三菜寿さんの圃場におうかがいしています。機能性表示食品精度に基づいた表示付きで、ちぢみホウレンソウを販売。全国初の試みとのことです。宮城県農業・園芸総合研究所、JAみやぎ登米、全農みやぎ園芸部、農研機構、宮城県農業振興課と連携したプロジェクトの全貌を明らかにします!!

注目の記事「ニッポンの農業 ざっくばらんに語るべし」では、福島県でカスミソウを生産されている菅家博昭さん、大田花き花の生活研究所の内藤育子さんに「花業界のトレンド」についてお話しいただいています。トレンドになる品目をどう探すのか、何をどう栽培することで産地が潤うのか……業界のみなさんが知りたいことですよね。ぜひご一読ください!

そして、春号からはじまった「雑穀のある暮らし」は土作りと播種の準備についてご紹介しています。

実は先週、「雑穀のある暮らし」でご紹介している上野原の中川智さんの圃場へ行ってきました。

その日は、播種日ということで、昨年とった種子を脱粒したり、圃場を耕して播種する作業を撮影させていただきました。詳しい作業風景は秋号でご紹介しますが、ここではちょっとだけ作業の様子を…。

脱粒も耕すのもすべて人力。本誌の取材では、機械を使ったり、システム化された圃場にうかがうことが多いので、何でも人の力でやる昔ながらの小さな農業は、すこぶる新鮮に感じます。

撮影が終わってから、我々取材班は中川さんが管理する山で山菜(ワラビ)を取らせてもらいました。実は山菜をとるのははじめて! 最初はなかなか見つけられませんでしたが、だんだん慣れてきて目が「ワラビ目」になると、あちらこちらに生えているワラビが目に入ってきます。おもしろくなって、どんどん山の斜面を登って……気がつけばずいぶん高いところに来ていて、同行していたカメラマンの大橋弘さんがずっと下の方で「おーい、戻ってこれるかー?」と心配していました(無事でした)。

こう見ると、ワラビって見た目がかわいいかも。ブーケっぽくない?
たくさん取れました。右側の束ねてあるものは門先販売で購入したもの。ちゃんと揃っています。
灰がなかったので、重曹であくぬきしました。

里山での暮らしに少しだけ触れることができ、とても癒やされた一日でした。
雑穀の連載もまだまだ続きます! 最新号もどうぞお楽しみに〜☆

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