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ミニバラとクジャクサボテン

公開日:2019.6.13

こんにちは、さかもんです。
本格的に梅雨入りしましたが、梅雨のじめじめはさっそくベランダに災いを連れてきました。遅ればせながら、いよいよ咲きそうだったミニバラが、急速にしおしおうなだれて、あっという間に開花はおろか生存まで危ぶまれる佇まいに。梅雨は湿気たり蒸れたりカビたりで、病害虫が元気よく活動する上に、すぐにコバエが沸くので要注意です。

今年のミニバラは花開く前に力尽きてしまいました。しおれた葉を観察すると、脱色があり、裏側には小さな点々がうごうご。犯人はハダニと思われ、薬剤を散布して様子を見ています。
つるバラは小さなアーチに仕立てる計画です。こちらは五月上旬に控えめに咲きました。今のところ健康そうですが、夏はいつもばてるので気を付けたい鉢植えです。

さて、ミニバラとは対照的に、豪華に咲いたのがクジャクサボテンです。こちらは、いっぺんに4つも大輪の花を見せてくれました。

クジャクサボテンの花は、朝に咲いたら夕方にはしおれてしまいます。今年は9つのつぼみがつきましたので、しばらくは華やかな姿を楽しませてくれそうです。

このクジャクサボテンは、挿し木をしてから7年目になります。

以前、十何年か茂りっぱなしにしたところ、こんもりと茂みになってしまったことがあります。日々の水やりさえ大事で、じょうろの蓮口が根本にとどかず、棘にチクチク刺されながら植物体をかき分けなければなりませんでした。おまけに節々にはカイガラムシが密集し、つぼみはついた端からアブラムシが集ってぼろぼろ落ちる。これはまずいと思うものの、手を付けづらい様相な上に、やっぱり棘も痛い。

そこで、カイガラムシの被害が少ない茎節を選んで挿し木をしました。本体は思い切って処分。この時の挿し木は、前回の反省もあって丁寧に育てたつもりです。が、やはりカイガラムシがはびこりがちでした。当時はご近所を気にして、ついつい薬剤を控えていたのがあだになっていたと思います。家の引越しを機会に、もう一度、挿し木で株を丸ごと更新したところ、新居ではカイガラムシの発生が皆無となりまして、今に至ります。

ただ、そろそろ根が窮屈になってきました。植え替えをするか、また更新するか。ベランダのスペースを考えると更新に一票入れたいのですが、株が大きくなるまで花が見られない点が悩ましいです。

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