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ナスの話

公開日:2019.7.11

こんにちは、園長です。鬱陶しい梅雨もそろそろ終わって、暑くなってきますが、皆様、いかがお過ごしでしょうか。

これを書いている始業前のひと時、なぜか編集部では最近は以前ほど見なくなった果物の話題で盛り上がっています。

「最近、インドリンゴ見ないねえ」とか、「20世紀梨食べたい」とか、そんな他愛もない話なのですが、みんな年齢やそれぞれの郷土で多少偏りもあって、なかなか面白いです。最終的にはノビーに仕入れてもらおう、というところで落ち着くのですが…。

で、今日は我が家のナスのお話です。実は4年ほど前、休日に近所の八百屋さんの前を通りがかった際に、お客さんと八百屋のおばちゃんがなんだかワイワイやっていたので、ふと見ると、八百屋さんの軒先の販売台の下で、もぞもぞ動いている物体が。集まっていたおばさま方はどうすればよいか困っているようだったので、拾って家にもって帰りました。確か600gくらいの大きさでした。

拾われた当日のナス。練馬産 600g

で、それから時が流れ、立派に育った姿がこちら。

現在のナス。6.5㎏と立派なおっさん猫ですが、心は少年。

名前はナスといいます。子猫の時、まるで米ナスのような立派なお腹だったので、こんな名前がついたのですが、以来、すくすくと育ち、一番年下ということもあって、わがままいっぱい、我が家の王様として君臨していたのですが、3週間ほど前に異変が。

 

朝、会社に行く途中、道に行き倒れていたのがこちら。

拾った時は280gと極小サイズで、おそらくは生後3週間ほど。

ナスのライバル出現。ほぼ同じ産地で、色や柄も一緒。280g

結構衰弱していたので、いろいろとケアをしていたのですが、ふと見ると隅っこから様子をじぃーっと見ているナスの姿が。主役から降ろされて、完全にいじけてしまったおっさん猫は結構大変です。

子猫が遊んでいたレジ袋を取り上げて、なかなかの度量の狭さを見せつけるナス。大人げない目つきです。

その後、3日ほど押し入れに引きこもっていたナスですが、4日目くらいから、子猫の遊びに少しずつ付き合い始めて、現在は子猫に兄貴風を吹かせる日々を送っています。さて、このまま仲良くしてくれればよいのですが…。

とりあえず、同レベルで張り合っています。

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