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ハナショウブの株分け

さかもん
公開日:2019.8.8

こんにちは、さかもんです。

今年はアキアカネが長くみられましたが、梅雨明けしてからはセミの合唱が聞こえるにようになりました。わが家のご近所では、7月半ばくらいにニイニイゼミが鳴き出して、その後をアブラゼミが元気に引継ぎ、すぐにミンミンゼミも加わってきました。そして、家のベランダに来るのは弱ったセミが多いらしく、シニアネコでも簡単に捕まえてお持ち帰りしては、人間を慌てさせています。

このアキアカネを撮影したのは7月上旬。今年は気温がなかなか上がらなかったためか、7月になってもよく見られました。さすがにニイニイゼミの頃には、涼しい山に旅立ったと思われます。

さて、まだアキアカネが飛んでいた頃なので、少し前になりますが、ハナショウブの株分けを行いました。全部で6品種30鉢(株分け後)。作業をしたのはすべて父。やりきった日は、どや顔で娘の帰宅を待ち構えていました。

ハナショウブたちは、もともと私が農学部の学生だったころに人からいただいた品種です。考えなしの株分けの結果、一番多いときで100鉢近くありました。ベランダ担当を父に引き継いでからは規模を縮小。また何かと忙しく植え替え時を見過ごし続けたその結果、ひょろひょろちょんちょんといった感じの惨状に……。

ハナショウブも連作障害を起こす植物です。鉢植えの場合は毎年植え替えるのがベターだと、知ってはいたのですが、つい楽に流れてしまいました。

品種は「扇沢」「潮来」「金冠」「京舞」「蛍の精」「児の舞」と6品種のはずですが、随分前の植え替え時に、名札を付け間違えてしまい現在はごっちゃ。花が咲かないと、まず見分けは不可能です。名札はあっても、実は絶えてしまっていた品種もあるかもしれません。

以下の花の写真は2006~2012年のもので、このころは毎年開花していました。

ハナショウブ「扇沢」は最初に手に入れた品種です。写真では紫っぽく見えてしまいますが、本物は群青色のとてもきれいな色をしています。
ハナショウブ「児の舞」……と名札にはあるのですが、「潮来」のような気がしてならず。どこかで混ぜてしまったらしく、今一つ品種名に自信が持てません。
ハナショウブ「金冠」。子株数はナンバーワン。そのため一番多い株です。この株も、なぜか名札は「京舞」でした。
ハナショウブ「京舞」。ベランダで咲いたのは、実は一度きり。名札はあるものの、「京舞」の鉢で「金冠」が咲いたこともあり、まだあるか心配な品種です。
植え替えて数日後のハナショウブ。ちゃんと植え替えたのは何年ぶりのことか。学生の頃、日本花菖蒲協会の方に教えていただいた方法を基本に、予算と手間の兼ね合いでアレンジもしています。

ところで、家にハナショウブがあるというと「池があるってすごいね」とか「水の管理が大変そう」とか、何やら勘違いされることが多々あります。ハナショウブ祭りなどでは水辺に咲いているため、あまりイメージがわかないかもしれませんが、普通の鉢植えで育ちます。

手もかからない方で、年に一度の植え替え時さえしっかりと対処すれば、割合に素直に育ってくれる植物です。

その肝心の『年に一度の植え替え』をさぼり続けた結果、わが家のハナショウブは咲かなくなってしまいましたが……。

 

8月になった今、植え替えたハナショウブも葉が伸びてきており、多くが無事に定着したようです。

父はそろそろ液肥を始めようかと話しています。

十分に育てば、ひょっとしたら来年には、久しぶりに花が咲くかもしれません。

夏といえば“ネコ開き”。ふわ毛と余分なお肉でモフモフしているハチワレくんは、冷房直下でこのありさま。なのに、食欲は旺盛、肥える夏……。

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