保温効果が向上!! 内張り・カーテン用農業用ビニールフィルム

ハウス内の温度管理は栽培の重要ポイントのひとつ。そこで活躍するのが、保温効果が見込まれる内張り・カーテン用農業用ビニールフィルム（農ビ）。アキレス株式会社の農業用ビニールフィルムから、保温性・作業性に優れ燃料費削減が期待できる資材をご紹介しよう。

『ヌクマールさらりZ』は保温力が強み！

ハウス栽培で重要なのは温度管理。ハウス内の温度は、放射伝熱、貫流伝熱と隙間換気伝熱で逃げていくため、フィルムの保温性とハウスの気密性を高めることが重要だ。高性能農業用ビニールフィルム『ヌクマールさらりZ』は、アキレス独自の配合により、保温性が強化されている。

定植から5月上旬までの、夜間と曇天時の保温用として使用している、メロン生産者（北海道富良野市）は、「保温力が高いので、生育促進効果が大きい」と言う。また、ナス栽培の生産者（福岡県瀬高町）は、冬場の保温力がある資材を探していたところ『ヌクマールさらりZ』の存在を知り導入。「期待した保温効果があり満足している」と言う。

ベタつかず、作業性のよさもポイント

外張りとの併用で使用する『ヌクマールさらりZ』。カーテンの開閉時のべたつきも少なく、作業性が高い資材だ。前出のメロン生産者は「フィルム開閉時の作業性が良く、農ビ素材としては最高レベルだ」と絶賛。ナス栽培の生産者は「他の資材も使ってきたが、一般的なものよりスリップ性がある」と評価している。

保温性が高く、べたつかない『ヌクマールさらりZ』。優れた防滴性・透明性も兼ね備えている。気温が下がるこれからの季節、温度管理をサポートしてくれる頼れる資材だ。

保温性・透明性・作業性に優れる『やまもも』

外張りと併用で保温効果が期待でき、さらに透明性にも優れた内張り用保温強化農ビ『やまもも』に期待を寄せる農家が増えているようだ。アキレス株式会社が独自の配合で開発した『やまもも』の特長を見ていこう。

思わず近所に教えたくなる!?  使って実感する保温力

実際に『やまもも』を使用した生産者の声をご紹介したい。高知県香南市でピーマンを栽培する生産者によると、「他社製品と同条件下で比較したところ、厳寒期の夜中のハウス内の温度差が最大1.7度も生じました。冬季の気温にもよりますが、ハウス内の1度の燃焼重油費用は経済的にも非常に大きいです。生産者だけでなく流通関係者からも、保温強化内張り農ビとして認知されています」と高く評価されている。

同じく高知県香南市でスイカ栽培の生産者は、やはり同条件下で他社製品と比較をしたという。「1シーズンのボイラーの燃焼時間が13%も減少しました。重油80円／L換算で、1000㎡当たり約15万円の削減になりました」。近隣で施設栽培をしている生産者にも情報が広がり、『やまもも』使用者が急増しているという。

実際に使用することで、高い保温力を実感する生産者。感覚だけでなく、スマート農業によるデータが保温力の高さを示している。

秀品率を考えたら、透明性も重要

植物の生育を考えたときに、採光は重要だ。いくら保温性が高くても透明度が低ければ秀品率も下がってしまう。『やまもも』を使用するスイカ生産者（熊本県熊本市）は、「保温性と透明性を重視しています。保温力もあり、通常の内張り品同等の透明性を維持しているのがいい」と総合的に評価している。

保温性・透明性・作業性にも優れた内張り用保温強化農ビ『やまもも』。厳寒期で日照時間も短い時期に力を発揮し、燃料費削減も期待でき、農家の強い味方となってくれるだろう。