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台風通過前後のベランダ

公開日:2019.10.17

こんにちは、さかもんです。

週末の台風19号は、今なお全容をつかめないほどの甚大な被害をもたらしてしまいました。

被害にあわれた方々に謹んでお見舞い申し上げます。また一日も早い復興をお祈り申し上げます。

 

私の住まいは千葉県のとある集合住宅です。台風15号のときは停電を免れたものの、冠水によりエレベーターがストップ。さらに自動ドアが風圧でべこんっとひしゃげるという、まったく想定していなかった被害がありました。

その15号を超える台風だった19号。

台風襲来の前日には、近所のスーパーから日持ちしそうな食品はポテトチップスさえ消えて、ティッシュなど日用品も買い足せず……つまり出遅れてしまい、備蓄に不安を抱えながら当日を迎えました。

猛烈な風に備えて、鉢植え同士をがっちり固めた南側のベランダ。ゼラニウムの頑丈なプランターが要です。背の高いデュランタやフジなどは紐で縛り付けました。レンガのほか、バケツやじょうろも水をたっぷり入れて重石にしています。
台風一過のベランダ。一番ひどいときで、集合住宅自体がぐらんぐらん揺れるほどの強風でした。幸い欠けた植物はなく、盾にしたゼラニウムも花は散ってもつぼみは健在です。
北側のベランダでは、シランがすっかり摩耗してぼろぼろに。奥にあるデンドロビウムやシンビジウムはほぼ無傷です。

台風15号のときは、例年通りの対策で一部の鉢植えが転がってしまったため、19号は気を引き締めて備えました。ベランダ担当の父は、台風情報とにらめっこをし、風向きの変化を計算。鉢植えの置き方を入念に検討した様子です。

おかげで鉢植えに被害は少なく、一番心配していたイチジクの実(そろそろ収穫できそう)も無事でした。シランやゼラニウムなど、盾にした鉢植えはぐったりしてしまいましたが、本体さえ無事なら、いずれ回復できるはず。デュランタの場合は少し残念なことに、どうもあおられた枝先が壁にこすれたためか、つぼみごと枝先が消え失せてしまい、今年の開花は見込めないようです。

あとは、台風が連れてくる塩気で塩害が出ることのないように、念入りに水で洗い流して、いつもの配置に戻しました。

台風通過時のハチワレ君。もしも台風で断水した場合に備えて、バケツや洗面器、花瓶のありったけに水を汲み置いたところ、全部を順番に味見。水を飲みすぎて吐いたネコはこちらです。
この前のブログでご心配をおかけした青ザリガニのサニーちゃんは、殺虫剤に負けず元気です。

写真は、台風で停電した場合に備えてエアポンプを止め、水位を下げた状態。ザリガニは、水中の酸素濃度が低いとおぼれてしまうらしく、自力で水面に出られるようにしました。

当日は漏電防止のため、エアポンプも電気ヒーターも抜いておいたところ、台風19号通過中に2回、短い時間とはいえ停電。心の底から対策しておいてよかったと思います。

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