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まだまだ秋を食す

公開日:2019.10.29

こんにちは。早いもので今年もあと2カ月になろうとしています。

が、まだまだ私の口は秋の気分。今回はクリのお話です。

 

妻の実家にはクリの木があり、毎年採れたクリを送ってもらっています。今年は長雨が響き不作という話でしたが、それでも大粒のクリが届きました。

野生の栗は虫に食われていることも多いらしく、まずは水につけて気泡が出るものや浮いているものをはじきます。

そのまま水につけておくと、穴から虫が出てくることもあるとか……。私は苦手なので見ていません。

妻に渋皮煮を作ってもらう予定だったので、まずは熱湯につけてやわらかくなった鬼皮を剥き、渋皮がついた状態で茹でこぼしたあと筋や毛羽を指でこするようにして取りのぞきます。

しかし、どうもクリの状態にムラがありそうだということで、急きょ渋皮も剥くことに。すると、たしかに実の一部が変色しているものや、虫がいるものが……(私は苦手なので見ていません)。渋皮がついているときには状態がわからないものもあるんですね。残念ながら虫がいたものは取り除きましたが、変色はその部分だけ削って、残った実を甘露煮にすることにしました。

ずいぶんかさが減ってしまい、実も割れてしまったものの、家で食べるには充分。黄色く着色もせず砂糖で煮ただけですが、栗の素朴な味がいいお茶請けになりそうです。

ちなみに……クリ仕事に取りかかる少し前、我慢できずに某ファミレスで栗のパフェを食べてしまいました!

カロリー度外視。いや〜、こちらもとってもおいしかった。

季節は変わりゆくものですが、そのつどチャンスを逃さず季節の果物を味わいたいものですね。

 

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