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食べ比べの季節

公開日:2019.12.4

こんにちは。いよいよ冬本番、早いもので、今年もあとひと月となりました。忘年会やクリスマス、年末年始の準備など、何かと忙しくなりますね。

さて、ご多分に漏れず私もこの時期は忙しく過ごしております。そうです、ミカンの食べ比べです。

今回は3種類食べてみました。

 

まずは「味ピカ」。味がピカイチであろうことがうかがえる名前がいいですね。愛媛の川上共選のミカンです。

黒地の市松模様のこのみかん箱も雰囲気ありますよね。

では、いざ実食!

手にした感覚では、重さ十分、皮はややしっかりの感触です。食べてみると、酸味のあとにくるコクのある甘さがおいしい!11月の早い段階で味見をしたので薄皮(じょうのう)はややかためでしたが、それが気にならないくらいうまみのある味わいでした。これはピカイチと言いたくなる……。

次に、こちらは以前も紹介しましたが、真穴共選の「真穴ミカン」です。ひとつひとつにシールが貼られたこの姿がなんともそそりますよね。

このシール貼りは手作業なのでしょうか……?

では、いざ実食!

薄めの皮はするっとむけて、口にした瞬間にあふれんばかりの果汁が!薄皮も果肉もやわらかいので、果汁が一気にきます。果汁が多いと水っぽいのでは?と思われる方もいるのですが、味も濃いんですよ。甘味も酸味もバランスがよくおいしかったです。

そして最後はこちら。和歌山の「寿農園」です。ここ何年も、私が毎年食べているミカンです。箱はシンプル。写真には写っていませんが、横の面には「有田ミカン」と書かれています。

潔いほどのシンプルさ。

では、いざ実食!

あ〜、寿農園だ〜、と、ついそんな風にいいたくなるミカンです。なんだそりゃ、と言われるかもしれませんが、ほどよい果肉にすっきりした甘味、ほどよい酸味、くせのないうまみ……どれをとってもちょうどいい加減で、「もうひとつ」「あとひとつ」と手が伸びます!おすすめはSサイズです。

さて、3種のミカンを紹介しましたが、まだミカンの季節は始まったばかり。みなさんもぜひ食べ比べをして、おすすめのミカンを教えてください!

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