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圃場の恋人

公開日:2020.2.13

こんにちは、づみたんです。

だんだんと陽が伸び、空気もどこか軽やかになって、ゆっくりと春が近づく気配がしていますね…!

さて、そんな本日は「圃場の恋人」のお話でも。

 

先日、『農耕と園藝 春号』の取材で、埼玉県深谷市を訪れました。

深谷市のネギは生産量日本一。そばやラーメンなどの薬味はもちろん、冬場の鍋料理や甘味を活かした煮込み料理などでも大活躍しています。そして、深谷と言えば地域全体のPRも盛んです。

中でも、お馴染みなのは……

取材当日の朝、深谷駅に降り立つと…そこにはふっかちゃん。
ランチを食べようと道の駅に寄ると…そこにもふっかちゃん。

深谷から帰宅すると…あまりのかわいさに購入していたお土産のふっかちゃん!!!

(今回、初めて表紙と人気連載「生産現場へGO!」の取材を担当できた私の喜びと舞い上がりもにじみ出ているようです…!)

そう、深谷市のイメージキャラクターであるふっかちゃんは、深谷名産のネギやチューリップをかたどった愛らしい姿が大人気。全国的にも有名で、ネギ生産のプロモーションにはなくてはならない存在です。

そんな地域全体の積極的な取り組みの様子が、町の至るところから伝わってくる深谷市。

道の駅では、深谷ネギを使ったお料理もいただきました!

道の駅「おかべ」さんでいただいたこちらの季節限定「深谷ネギ三昧」定食は、深谷ネギそば・深谷ネギラー油そば・深谷ネギかき揚げ丼、とさっぱり・こってり・がっつりの三拍子が一度に楽しめる贅沢な一食!
特にあつあつのかき揚げには、ネギの甘みや食味の良さなど、素材本来の美味しさがぎゅっと詰まっていました!

そして、表紙の撮影風景も、ちょっとだけお届けしますね♪

取材にお邪魔した深谷ネギ生産者・剱持さんの一面に広がる圃場!!
そして収穫したばかりのネギです! どどん!!!
こちらは表紙撮影中の一コマ。朝日を浴びて、キラキラと光るネギと土壌のコントラストがまぶしい…!

撮影の際、生産者の方々には腕を組んでもらったりにっこりとした表情をもらったりと、何カットか撮らせていただくのですが、カメラマンの

「彼女を抱くようにお願いします…!(ネギを抱いてください!)」

 

という絶妙な掛け声が響いたのか、ふっとやわらかな笑顔の良い写真が撮れた瞬間が印象的でした。

それもそのはず。生産者のみなさまにとって日々愛情を持って大切に栽培しているその品目・品種は、大切な恋人そのものですよね。

改めて、現場に出なくては、土に触れなくては、生産者さんの呼吸を感じなくてはわからないことがたくさんある、と認識した1日でした。

そんな恋人のように掛けがえのない「ネギ」を育てて50年!の生産者さんから、とっておきの栽培技術やこだわりの販売方法について伺った記事「生産現場へGO!」の詳細は、本誌P22からお読みいただけます!

その他にも、今号の第1特集では「ネギ栽培の最新動向」と題し、効果的な防除法や、土壌改良資材を駆使した虫害対策、IoTを活用した栽培技術まで幅広く解説しています。

また、第2特集の「今こそ知りたい! 薬用植物」では、新たな価値創造に基づく栽培技術、研究状況、ブランド化推進事業など、薬用植物の最前線を徹底解明!

気になるネギ栽培の最新動向から今注目の薬用植物最前線まで、鮮度の高い生産技術をまるごとお伝えする最新号の『農耕と園藝 春号』は、2020年2月22日(土)発売です!

いつもより1日早く書店に並びますので、お気をつけを…!

こちらは今回の撮影で、個人的に心惹かれた一枚。春号の誌面にも登場するので、ぜひ探してみて下さいね。剱持さん親子の息の合った収穫作業とこだわりの栽培方法、気になる続きは本誌で…♡

それでは、また次回お会いしましょう!

編集部のづみたんでした。

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