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酷寒キャンプで春を先取り

公開日:2020.2.18

こんにちは、ガースです。ラグビートップリーグでは、わが東芝は3勝1敗という順調な成績でごきげんです。今ならどんな願いも聞き入れてしまいそうです。

先日、「この寒いのにキャンプやる奴なんていないだろう」ということでキャンプに行ってきました。場所は千葉県君津市。

しかし当日は、昼間は10度台となる温暖な気候に恵まれました。しかも快晴。ラッキー♪(しかし放射冷却のせいで夜には気温がぐんぐん下がり、さらに深夜からは豪風吹きすさびテントが飛ぶのではないかという恐怖、そして翌朝は洗い物をするそばからシェラカップの水が凍っていくという地獄を味わいましたがこの時点ではそのことを知る由もない)。

キャンプ場に向かう前、昼食をとりながら何を作ろうかという話になり「せっかくなのでこの地の名産品を使おう」と提案。メンバーのうち2名は同県在住者なので聞いてみたところ、あまりピンとこない様子。しょうがないな、じゃあお土産に買っていくか、ならば花は? と聞いたところ「菜の花!」と二人即答。なんだあるじゃないか。

すでに買い物は済ませてしまったので、途中の直売所で菜の花を仕入れることにしました。

お店に入ってすぐにこの光景。イチ押し感がひしひしと伝わってきます。
今回は使いませんでしたがフキノトウも。うむ、春はそこまできているのですね。
栽培用のイチゴも売っていましたが、私に栽培の自信がなく断念。

寒くならないうちに、真っ暗にならないうちに菜の花を調理してしまおう! …しかし、何を作ろう、そうだおひたし! 簡単だし(酒の肴にぴったり)。

ほんの5分もせずにこの一品が出来上がりました。作り方を横で逐一指示されていたのは内緒だぜ。

ガース隊長の手による貴重な逸品。新鮮&名産なこともあり、最初はみんなうまいうまいと飛びついたものの、寒さには勝てず汁ものやカレーに人気の座を奪われて行きました。
千葉の名産(というかソウルフード)みそピーナッツ。寒さで固まって「スニッ〇ーズ」状態でしたが、うまい! この濃厚な甘みはウイスキーに合いそうです。

そうこうしているうちに夜が更け、焚火がつき、キャンプの一夜は更けていきました。

写真でお伝えしきれないのが残念ですが、本当にきれいな緋色なんですよ。

翌朝は木にしがみついていないと飛ばされそうな豪風のなか撤収。抜けるような青空の下、アクアラインを快走して帰りました。風がない車内は日差しでぽかぽかで、菜の花とともに春を感じた帰り道でした。

うみほたるから富士山を望む。空と山と海の青、どれも違ってうつくしい。

しかしそれ以来、どうもハナが出るな、カゼでもひいたかなと思ったのですが、春が花粉症も一緒に連れてきたようです。へーくしょい。

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