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カルチベニュース
人間拡張技術の最先端企業「H2L」新型システム発表＆遠隔農業体験会リポート

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人間拡張技術の最先端企業「H2L」新型システム発表＆遠隔農業体験会リポート

公開日：2023.9.29

この練習ゾーンでコントローラをカスタマイズ化し、自分の筋肉の動きを記憶させ、操作の練習をする。

実際にオフィスのロボットアームを遠隔操作する。画面左上の小窓画面では奥行きを確認できるが、奥行きを検知することはまだ難しいため、コントローラの補助的な役割を果たすジョイスティックを前後に動かして奥行きの動きをカバーできる。

奥行きはネットワークとつないだ操作パネルのジョイスティック（写真内の赤い持ち手のバー）で操作できる。

六本木オフィスのダミーイチゴ（画面中央）を収穫できたときは、会場で大きな歓声が上がった。

12月には実地試験を予定している。今回の体験会での参加者の声をフィードバックしたのち、実際に病院にプロジェクターを持ち込んで患者に装着してもらい、茨城県のイチゴ観光農園に設置されたロボットアームで遠隔操作を行うという。

そう遠くない未来、農業従事者不足の解決の一つになりうるかもしれない。

取材協力／（公財）PwC財団・H2L（株）
取材・文／丸山純

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